章 858

私は深呼吸して、小さく鼻を鳴らした。女性特有の才能なのか、それとも人妻という年齢の妻だからか、こういった面では学びが早い。今や妻は私を簡単に刺激する方法を心得ていて、私の興奮を高めるのが上手くなっていた。

「ねえ、今日突然こんな話をされて、正直どう対応すればいいか分からないよ。僕から見れば、これを一種の楽しみとして捉えるなら、体験としては悪くないんじゃないかな。

でも具体的には君の考え次第だよ。警察に通報するなら、それも支持するよ。普通に考えれば、あんな畜生は去勢して殺してしまうべきだからね」妻の優しい動きに反応しながら、私は付け加えた。

妻は三秒ほど沈黙した後、静寂を破って、ため息をこぼ...