章 816

そもそも、私が見間違えたとしても、少なくともあの女の夫である王さんは間違いなく見覚えがある。団地の住人なんてこれだけしかいないし、ずっとここに住んでいるんだから、すれ違えば顔見知りのはずだ。

心の中でぶつぶつと考えていた。表面上は高級志向の若い夫婦に見えたのに、裏では一体何をやっているんだ。

突然、私の体に快感が走り、思わず声を上げそうになった。

妻の方を振り向くと、彼女はまだ私が持っているスマホの画面を恐る恐る覗き込んでいた。スマホを見ながら、私の愛撫で興奮し始めている様子だった。

目の前のスマホの映像は私たちを十分に興奮させるものだった。私が妻の体を揉みしだいていると、彼女は自ら小...