章 744

「林社長、もし、もし本当にしたいなら、私のバックドアの初めてをあなたに捧げます、誠意のしるしとして。

でも約束したことは守ってくださいね。

これ一度きりで、それにマネージャー職のポストも。そうでなければ、ここであなたのセクハラを受けながら働き続けることはできません。

そうなれば転職するしかないし、あなたのことを会社中に知らせるしかなくなります。

今後もう二度とセクハラされたくないし、約束を破られたくもありません。これは私たちの取引です。

この会社はとても良い会社ですが、この仕事がなくても生きていけないわけではありません。だから林社長、必ず約束を守ってください」

「安心しろよ、約束は守るさ。お...