章 61

「もうやめにしない?」

妻は数回咳をして、大分落ち着いた様子で手を振りながら、目には強い執着心を宿して私を見つめていた。

「いいえ、続けて。あなたのがちょっと大きすぎて、最初は少し慣れなかっただけ。もう大丈夫だから、中断しないで。范思思にできることなら、私にだってできるわ」

そう言うと、妻は自ら私の両手を自分の頭に置き、猛烈な勢いで積極的に攻めてきた。私の天賦の豊かさゆえに、これまで妻が私を満足させる時も、一度も全てを受け入れることはなかった。

しかし今回は彼女が自ら進んで全てを飲み込んだのだ。彼女のかつて開拓されたことのない場所が、初めてこれほど激しい体験をすることに、私は思わず心配になった...