章 566

結局、私はこれらの機材を確定することにした。監視用の針穴カメラ二十個と、充電と記録装置付きの基盤ボックス、テレビボックスのような装置だ。

値段交渉に入ると、両手に収まるほどの小さなものなのに、二千元以上もするという。相場も分からないし、今は本当に必要だし、映像の品質も確認して満足できるものだったので、痛い出費ではあったが、購入を決めた。

しかし財布の痛みに耐えながら食い下がった結果、店主から最大容量のメモリーカードを二枚引き出すことができた。店主は渋々という様子で、この百数十ギガバイトの小さなメモリーカードがあれば、監視映像を一ヶ月以上保存できると言っていた。

店を出ると、そのまま車で家...