章 555

「部長の地位と給料のインセンティブという魅力的な条件が手に入ったかもしれないが、その代わりに俺の妻は自分の体をあの副社長に完全に売り渡して弄ばれることになった。

妻が内気で慎み深い性格だってことは知っているだろう。あの副社長がそれを知らないはずがない。絶対に最初からこういう汚い下心があったんだ。妻を一歩一歩誘惑して、少しずつ堕落させていったんだ。

最後には妻も抵抗しきれずに受け入れざるを得なくなり、それから麻痺して奴のあらゆる変態的な要求を満たすようになった。まるでゆでガエルのように、いつの間にか奴の玩具になってしまったんだ」スマホを手に取り、画面を素早く叩いた。指で打ち込む力が異常なほど強く...