章 450

私の呼吸は、突然の電撃のような感覚で乱れていた。頭がぼんやりとし、薄暗く霞んだ意識の中で、まるで魂が体から抜け出したかのような感覚に襲われる。浮遊感、雲の上へと昇っていく感覚、そして四方へと散っていくような感覚——まるで自分がもうこの世界に属していないような、あるいは逆にこの世界と一体化したような不思議な感覚だった。

今の気持ちをどう表現すればいいのか分からない。ただ、体が経験したことのない感覚に、全身が極限まで緊張していることだけは確かだった。

誰も今の私の感覚を想像できないだろう。特に陳倩と妻が同時に始めた最初の数秒間、私は本当にもうダメだと思った。快楽のあまり死んでしまいそうな、そん...