章 44

「他の人に私が内心ものすごく淫らな女だなんて知られたくなくて……でも、所謂女神っていうイメージは皆が勝手に押し付けてきただけで、私自身はそんなこと一度も思ったことないの」

「後になって文豪さんに出会って、彼の開発のおかげで、少しずつこうなっていったんだよね……」

「私はね、あなただけの淫らなオモチャになりたいだけなの、どう?いいでしょ?」

範思思はやや甘えた声を出しながら私に言った。「そんなにたくさんの人に弄ばれたら、こんなに柔らかくて敏感な体が壊れちゃうかもしれないじゃない。それって勿体ないでしょ?そうなったら旦那様に最高の喜びを与えられなくなっちゃう」

範思思は少し恥ずかしそうに頬...