章 361

「そして、そんな状態は知らず知らずのうちに妻を変えていくんだ。以前のように堅物で保守的じゃなくなって、これからの夫婦生活は、間違いなく今までよりずっと刺激的で素晴らしいものになるはずだよ」

「何がそんなに欲しいのかな?」そう言いながら、私は妻のゆったりとしたルームウェアのズボンから手を抜き、笑みを浮かべて尋ねた。

私の顔に浮かんだ悪戯な笑みを見て、妻は私がわざとからかっていることを見抜いていた。

以前なら、きっと恥ずかしさと怒りで私を睨みつけたり、腕をひねったりしていただろう。でも今の状態では、妻は以前よりずっと成長していて、言葉で私を刺激してくるようになっていた。

「もちろん、男が欲し...