章 236

私が絶えず葉玲を調教し、何をすべきか、何をしてはいけないかを教えていたその時だった。

寝室のドアが誰かに押し開けられた。

そのドアを開ける音に私たちは少し驚き、入口の方を見た。

そこには小枝が恐る恐るといった表情で、部屋の中を覗き込むように首を伸ばしていた。

私はようやく思い出した。先ほど葉玲が食事を持ってきた時、私の注意は彼女だけに向いていて、ドアを半開きのままにしていたことを忘れていたのだ。完全に閉めていなかったのだ。

葉玲はまだ肌を露わにした姿で、誰かが入ってきたのを見て、恥ずかしさと恐れが入り混じり、「わっ」と声を上げ、急いで両手で自分の胸を隠しながら、私の方に身を寄せてきた。

小枝だ...