章 172

小枝は両手で私の首に腕を回し、徐々に顔を私の顔に近づけてきた。右手は無意識に私の鍛え上げられた胸板を撫で始めている。

彼女は自らの艶めかしい息遣いを抑えながら言った。「意地悪ね。あなたの名前もまだ知らないのに、こんな風に私を困らせて。でも、すごく気持ちいいわ」

「イケメンさん、なかなかの腕前ね。私の足、とっても敏感なの。それに柔らかいし。大事にしてくれるよね?」

私はニヤリと笑った。彼女が自分の敏感な部分を教えてくれるなんて、これは間違いなく私の「才能」を彼女の「戦場」に持ち込める可能性が高いということだ。

私は小枝に言った。「じゃあ、少し話そうか。俺は葉小龍、小龍って呼んでくれていい...