章 1221

私の妻は今、微かに眉を寄せて艶のある赤い唇を噛み締めている。その紅潮し、恥じらいに染まった魅惑的な顔には、激しい葛藤と苦悩が浮かんでいた。

もう泣きそうなほど焦っている妻が、なぜ直接抵抗しないのか、私には理解できなかった。

画面に映る光景を見ていると、妻はまるで耐え難い苦しみと責め苛まれているかのようだった。

もはや妻の心の内を想像している余裕などなかった。

鵬鵬は妻に反応する時間を与えず、再び妻のパジャマのウエストゴムに手をかけた。妻が横向きに寝返りを打った姿勢が、皮肉にも鵬鵬に絶好の機会を与えてしまった。この体勢は仰向けよりもずっと脱がしやすかったのだ。

かすかな布擦れの音がして、妻の丸み...