章 1212

「鵬鵬の両手と視線は、まだ義姉の寝間着のボタンに向けられている。それこそが彼が最も渇望している場所なのだ。

今なら外からもう少し光が入ってくるため、鵬鵬が最初の数回のように義姉の表情や反応に注意を向けていれば良かったのだ。

たとえ鵬鵬が顔を上げて間近で義姉の表情を息詰まるほど見つめていたとしても、彼女が眠っていないことに気づいたはずだ。

だが今の鵬鵬には、義姉のわずかな動きに気を配る余裕などない。

義姉の微細な動きは私には見て取れる。彼女の心は今、葛藤と動揺で満ちているのだ。

鵬鵬が義姉の寝間着のボタンを外し始め、彼女の谷間と魅惑的な丸みが徐々に露わになってきた時、私は画面越しに義姉が眠り...