章 1209

このように妻の素晴らしい体を盗み撮るように触れ、キスするのは、鵬鵬が何度も繰り返してきたことだ。もう何度もやっているから、最初のような緊張や動揺は全くない。

今、画面の中で鵬鵬はもう待ちきれない様子だった。

鵬鵬が妻に近づいた時、妻は目を開けていなくても、鵬鵬の吐き出す熱い息を感じ取れるはずだ。ベッドに自然に置かれていた妻の指が、この瞬間、無意識に軽く曲がり、またすぐに元に戻った。まるで妻は鵬鵬がこっそり起き上がったのがトイレに行くためではないことを予感したかのようだ。

鵬鵬は小さく「ん」と声を漏らし、もう妻の魅惑的な唇にキスしていた。鵬鵬のキスは優しく、表情は嬉しそうで甘美だった。

鵬...