章 1198

いくつかのことはまだ決定できず、上層部に確認が必要だった。

毎日その日の問題を検討して会議が終わると、もう深夜に近かった。

毎晩遅くに妻に電話をかけたいと思ったが、考え直して眠っている妻を起こすのはやめた。もちろん、その間に二回ほど妻に電話をかけたこともあったが。

ようやく一ヶ月の時間が過ぎ、なんとか任務を完了させた時には、言うまでもなく興奮していた。

顧客との食事の合間に、まだそれほど遅い時間ではないと思い、その日は妻に電話をかけた。

ただ、何度かけても誰も出なかった。妻の電話は通じている状態だったのだが。

不思議に思っていたところ、また顧客に引っ張られて飲みに行くことになった。その後、足裏...