章 1190

「結局、何を企んでいるの?」妻が言ったのは、昨夜私が妻の背後から抱きしめ、その丸みを帯びたお尻の後ろから妻を愛したことについてだった。妻は今、恥ずかしさと怒りが入り混じった様子で話している。

私の行動のせいで、妻は後ろから自分を愛している人物が誰なのか見ることができなかった。結果として妻は、興奮のあまり私のものをきつく締め付けながらも、驚きと恐怖で泣き出してしまったのだ。

「バカだなぁ、俺じゃなかったら、誰がお前のお尻を掴んで愛するっていうんだよ?」私は笑いながら、できるだけ穏やかな表情を装った。最後の言葉もさも何気なく言ってみせた。

ただ、言おうとして言わなかった言葉があった。

それは...