章 1154

恐らくペンペンがこの行動を続けていたことで、妻が目を覚まして気づいたのだろう。

私は心の中でそう考えていた。画面を見ながらそんなことを思いめぐらせているうちに、六日目の録画に対する期待が自然と膨らんでいった。

急いで六日目の録画を開き、確認すべき時間帯まで調整すると、ゆっくりと再生を始めた。

この時、私の心臓は次第に早く打ち始めていた。最も見たくない場面を目にすることへの恐怖が湧き上がってきたのだ。

マウスを操作して、監視カメラの映像を六日目の夜、妻とペンペンが家に帰ってきた時点から再生し始めた。

録画の中で、家に着いた妻とペンペンの言動は、一見すると極めて普通だった。何の問題もないように見え...