章 109

ちょうど妻のそのツンデレな部分に残っている恥じらいと矜持があるからこそ、調教するのが面白いというものだろう?

すぐに、フロントの女の子がルームキーを私たちに渡し、「こちらがお部屋のカードキーです。どうぞお気をつけてお持ちください。ごゆっくりお楽しみいただけますよう、心からお祈り申し上げます」と言った。

私はにこやかに頷きながら、そのフロントの女の子に少し茶目っ気たっぷりに言った。「ありがとう。もし君が来て一緒にお酒を飲んで話でもしてくれたら、もっと楽しめるんだけどなぁ、はははは」

フロントの女の子は照れ屋で、たちまち顔を真っ赤に染め、恥ずかしそうに自分の足元を見つめたまま、まったく私たち...