章 1081

彼が私の妻の規則正しい寝息を聞いた後、鵬鵬はゆっくりと目を開いた。

部屋は電気が消され薄暗かったが、カメラには暗視機能があったため、闇の中で開かれたその瞳をはっきりと捉えることができた。

いつもは真面目で素直な従弟が、今や私の妻の側に横たわり、彼女の魅惑的なボディラインと成熟した色気に見入っている。

鵬鵬のその目は、まるで狼のような熱い眼差しで満ちていた。

車の中で携帯画面を見ていた私は、鵬鵬のその熱に満ちた目を目にした瞬間、瞳孔が限界まで開いた。

私は携帯の画面を食い入るように見つめ、鵬鵬のこれからの一挙手一投足に全神経を集中させていた。

同時に、私自身の心臓も極限まで緊張していた。鵬鵬は目...