章 1062

「とはいえ、これらのことについては、ただ考えただけで、自分の心配は少し余計かもしれない。子供の頃の自己だって、誰にも相談せず気にかけられることもなく、オナニーしたりエロ動画や小説を見て育ったんだから」

「何も驚くことはない。古惑仔を見たからといって人を斬りに行くわけじゃないし、エロ動画を見たからといって強姦するわけでもない」

その夜、妻と私がうとうとと眠りについた後、また一度、鵬鵬の悲鳴で目を覚ました。

こういう状況では本当に仕方がない。妻と私はまた鵬鵬の部屋へ駆けつけた。妻は昨夜と同じように、鵬鵬を抱きしめて慰めていた。

鵬鵬はもう大きな子供と言えるが、おそらく妻の目には、彼はまだ痩...