章 1005

私はこれらの物を見て大きな衝撃を受けた。以前から不思議に思っていた、なぜ突然週末にホテルに誘って、リュックサックを背負ってきたのかということが、今になって分かった。これらの物を入れるためだったのだ。

「ご、ご主人様、今回はこれを使ってください。前回タオルで叩かれたとき、皮膚が裂けそうになって、あれは痛すぎました。やっぱりこれが一番いいです」若い女の子がそう言いながら、鞭を取り出して私に差し出した。

それは革鞭で、装飾された柄から細かい革の束が伸びていた。柔らかく細い子牛の革で作られたものだった。

「見たところ、またムズムズしてきたな。どう躾けてやろうか」私は鞭を振り回し、若い女の子に向か...