章 81

「おい、聞いたか?魏武が死んだって。あぁ、惨いもんだぜ、目ん玉が飛び出てたらしいぞ?」

「なに?目ん玉が飛び出た?誰の受け売りだよ。この目で見たんだ、あの目ん玉は地面に落ちてて、拾い上げて付け直したんだぞ。舌なんか豚の舌みてえで、首はまだ腫れてた。あいつ、目を閉じて死ねなかったんだ」

「マジか?」

「そうさ、ぞっとするぜ。豚を屠るよりも惨いもんだ。股間のアレも無くなってて、血だらけだったぞ。なんか悔い改めたとか何とか言ってたが。結局どうなったかはわからねえ。とにかく惨かったってことだ」

「うわぁ、もう言わないでくれよ。怖くて夜も眠れなくなるよ」

「お前、漏らしたんじゃねえか、ははは」...