章 58

河原の源流にある木立の中から、次第に大きくなり、ゆっくりとした声から速くなる呻き声が聞こえてきた。近づいて耳を傾けると、「パンパンパン」という肉の打ち合う音がますます急になってきた。

近くまで行って見ると、一人の女が裸になり、両手で大きな木を抱え込み、後ろから男が白い太ももを挟んでいた。その女は板の上に両端を乗せたような格好で前かがみになり、胸からぶら下がった二つの白い果実が前に揺れ、後ろに引き、揺れ動いていた。

尻が白い波のように上下し、形を変えていく。男が猛然と前に押し込むと、黒い菊の花が引き締まった!

熱い波が最も深いところへと押し寄せ、魂の中へと落ちていく。残るのは荒い息遣いの音だ...