章 41

「これは…」楊英は驚愕のあまり言葉を失い、目を見開いたまま、ぼうっとそれを見つめていた。この棒は家で使うにんにく潰しの鉄の塊よりも太く、大きかった。

黒々とした大きな鉄の棒は、暗い雑草の中に電柱のように立っていた。大きく丸く、太くて真っ直ぐで、先端には小さな穴が開き、四方の皮がめくれ上がり、まるで折り返した黒い革のジャケットのようだった。数本の巻き毛がその折り返しに挟まっていた。

「ま、まあ、こんな大きいものが、も、もし入れられたら…」楊英は身震いし、首をすくめた。豊かな胸が大きく揺れ、白い肌が軽やかに震えた。その光景は龍根の目を奪い、彼の目玉が飛び出しそうになった。

楊英というこの女は...