章 301

「あら?龍根じゃない」宋琴は少し意外そうな顔をした。「あのね、ちょうどあなたの電話番号を探して聞きたいと思ってたところなの。あの、私のその...アレは終わったんだけど、まだ下腹部がズキズキ痛むのよ。どうしてなのかしら?」

龍根はそれを聞いて内心喜んだものの、難しい顔つきを作ってみせた。

「それはね、おそらく泉眼が通じていない、つまり膣道が滞っている症状だと思われます。治療となると、少々デリケートな問題で....そのため...」龍根は両手を広げ、どうしようもないという表情を浮かべた。

宋琴は顔を赤らめ、非常に焦った様子で「じゃあ、どうすればいいの?」

「それじゃ...この病気は治らないって...