章 223

西河村は上河村の下流に位置し、清水河の一脈を成している。皆が清水河の水で育ったが、源流を占める上河村の女たちの方が肌が白く瑞々しく、西河村は明らかに見劣りする。

この問題について、龍根は朝から観察して気づいていた。西河村には女が多いとはいえ、質はあまり良くなく、ほとんどが見栄えのしない女ばかりだ。あんなに美しい楊英がどうしてこんな村から生まれたのか不思議で、水生にあれだけの年月を無駄にされたのは本当に惜しい。

「はぁ、ここの女どもはホントにたいしたことねぇな。見てるだけで萎えるぜ」龍根は頭を振りながら、手の中の蒸しパンを食べ終え、方暁英の家への道を尋ねた。そして腰を上げて出かけた。

秦虹...