章 217

「え?日、許晴先生?」胸が「どきっ」と鳴り、しまった!と思わず叫んだ。

この小娘、嗅覚が鋭すぎるんじゃないか?探偵にでもなれば良かったのに。女性との付き合いは数知れず、龍根にもそれなりのコツがついた。

どんな女性がどんな性格か、二言三言話せば七、八割は見当がつく。小芳の気質に至っては手に取るように分かる。一目見ればこの小娘が怒っているかもしれないとすぐに察せられた。

「おやおや、俺の将来のかわいい嫁さん、どうして俺のこと恋しくないの?」小芳を引き寄せ、腕の中に抱き込み、大きな手で腰のやわらかい肉を優しく揉みながら、目は胸元に釘付けになった。

ふくらみのある胸を見て、将来子供を産んだら十分な母...