章 132

天気はまだ尋常ではないほど暑く、あの真っ赤な大きな円盤は容赦なく熱を放ち、大地を焼き尽くしていた。人間の皮膚がむけてしまいそうなほどだ。半月以上も雨が一滴も降らず、本当に苦しい状況だった。

「先に帰って飯食って、それから川で体を洗うか。くそ、死ぬほど暑いぜ」とぶつぶつ呟きながら、路地の角から一人の男が現れた。龍根以外の誰がいるというのか。

村の事務所でさっき莫艶を散々やったばかりで、下の方は血が出るほどになってようやく手を止めた。盗み聞きされたことは気にならなかったが、自分の顔に射精されたのは許せない。この借りは必ず返さねばならない。さもなければ、大きな棒の威厳が保てないではないか。

二...