章 101

舌が絡みつき、「じゅるっ」という音と共に、口角から白い粘つく液体が一筋伝う。ぱちゅぱちゅと、朱色の唇が黒ずんだ太い棒に貼りつき、思い切り吸い込んだ。

「ぱちゅっ」

「んっ、んん、うぅぅぅぱちゅぱちゅ、じゅるっ」と口技の音が高まり、次第に調子が出てきた。もはや太い棒の独特な臭いも気にならなくなり、まるで口の中に飴を含んでいるかのように。深く吸い込みながら、頭を下に沈め、一気に奥まで。

「ふぅ、さすが都会の女は違うな。何も言わずにまずこれをしてくれるとはな。気持ちいいぜ」龍根は一言褒め、急に身をすくめた。歯が棒の先端に当たり、異様な刺激と痛みが伝わってきて、思わず身体が震えた。

くそっ、さ...