章 912

彼女の顔が赤くなった。

しかし、何でもないように振る舞いながら、彼の下半身を拭き続けた。

心の中では動揺し、少し興奮もしていた。

「義父のアレ、こんなに大きいんだ…」

義父はもちろん、自分のものがすでに勃起していることに気づいていた。

その場はより一層気まずくなった。嫁が親切にも嫌がらずに下半身を拭いてくれているのに、自分のものが勃ってしまうなんて。

陸建国は恥ずかしさで顔を上げられず、心の中で自分の不甲斐ないものを責めていた。

早く勃つでもなく、遅く勃つでもなく。

よりによって今、嫁の前で勃ってしまうなんて。

「お父さん、別に何も言ってないですよ。気にしな...