章 812

上半身が宙に浮いた緊張感と、強烈な一突き。

彼女はまるで電撃を受けたかのように、全身の筋肉が制御を失って震えた。

両足がピンと伸び、魅惑的な叫び声を上げた。

陸国富は彼女をすぐに引き戻さず、ただしっかりと掴んで、落下しないよう支えていた。

同時に何度も激しく突き入れ、そのたびに急所を正確に突いた。

「あっ」陸国富が一突きするたび、彼女は鋭く嬌声を上げた。

透明な液体が二人の結合部から流れ出し、バルコニーの外壁を大きく濡らしていた。

「何だこの水は?俺の干してある下着にまで垂れてるじゃないか!」

ニキビだらけの顔をした若者が文句を言いながら、

洗濯物を取り込ん...