章 726

三十分ほど経って、陸国富は孫社長がそろそろ終わったころだろうと思った。

そっとドアを開け、孫社長のオフィスに忍び込んだ。

案の定、二人はすでに行為を終えていたが、部屋にはまだ濃厚な色気が漂っていた。

許玲はちょうど孫社長の広い机の上に座り、服を整えているところだった。

スカートはすでに身につけていたが、長い髪は乱れ放題だった。

シャツの襟元は開き、ブラウスはすでに孫社長によって脱がされ、肌が露わになっていた。

片方の足にはハイヒールを履いているが、もう片方の足は素足のままだった。

一方の脚にはストッキングを履いているが、もう片方の脚のストッキングは足首まで下ろされたまま、まだ履き...