章 622

しかし、許玲が低く唸り声を上げ、体を強く震わせるのが聞こえた。

そして、リズミカルに軽く身体を揺らし始めた。

陸国富は胸が締め付けられる思いで、音も立てずに少し顔を上げた。

許玲の背後に同じく完全に裸の男がいることに気づいた。

逞しい体がすでに軽く動き始めていた。

そして許玲の体もその男の動きに合わせて小刻みに震えている。

陸国富の心の中で嫉妬の波が激しく渦巻いた。

それに続いて、言葉では表せないほどの快感と興奮が湧き上がってきた。

張小白は陸国富が眠っている間に、許玲に触れ始めたのだ。

そして陸国富の目の前で、自分の逞しい巨竜を許玲の体内に挿入したのだ。

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