章 594

何とか我慢していたのに、今また劉大虎にこんな風に弄られている。

心の中ではもう抑えきれなくなってきていた。

「エリーザ、二人で気持ちよくなろうよ」

劉大虎はもう我慢できなかった。

突然ハンドルを大きく切り、車を人気のない路地に入れた。

まるで飢えた狼のように、エリーザに覆いかぶさった。

「やめて、大虎お兄ちゃん」

エリーザは反射的に身をよじらせた。

しかし体はすでに劉大虎の攻めに蕩けきっていた。

抵抗さえも色っぽく見え、それが劉大虎の欲望をさらに掻き立てた。

「エリーザ、君の体はもう欲しがってるじゃないか、ほら、もうこんなに濡れてる」

劉大虎はエリー...