章 51

「ドアを開けると、趙夢は陸明の部屋に入った。入るなり、ベッドの上に無造作に置かれたさまざまな本が目に入った。

しかも、その上には何かが乗せられていた。

近づいてみると、趙夢は目を見開き、思わず胸がドキドキと高鳴った!

なんとおもちゃだった。

まさか、陸明がこんな趣味を持っているなんて、しかもどうやら女の子のために用意したもののようだ!

趙夢は思わず唾を飲み込んだ。彼女は小さなおもちゃをよく使っていたので、当然このような物のことをよく知っていた。

「叔母さん、見つかりました?」

浴室から陸明の声が聞こえてきた。趙夢は急いでバスタオルを持って浴室のドアの前に行った。「あったわよ、手を出して取って」...