章 402

先ほど陸国富とあんなことをしてしまったことを思い返すと、小紅の心は居心地悪さでいっぱいだったが、同時に懐かしさも感じていた。

陸国富のあそこは、彼女をあまりにも気持ちよくさせてしまったのだ。

「小紅、ごめんなさい。私と陸国富のこと…」

泣きはらした劉翠を見て、小紅は恥ずかしさのあまり頭を下げた。

自分がまだあんな気持ちを持っているなんて?

劉翠に対して本当に申し訳ない!

「奥さん、あなたのせいじゃありません」

劉翠は鼻をすすり、同じ境遇にある者として言った。「彼らが無理やり薬を飲ませたんです。あの薬を飲んだら、あんなことをしないと正気に戻れないんですから」

そう言いながらも、自分の男が師...