章 353

劉翠は後ろを振り向いた。陸国富が壁にある小さなスイッチを押した。

パチッという音と共に小さな箱が開き、中の物が見えた。

劉翠はそれを見た瞬間、顔が真っ赤に染まった。まさかこんなレストランにこんなものがあるなんて。

「翠ちゃん、嘘じゃないだろう?ここは本当に大丈夫なんだ。さあ、来てよ!」陸国富が言った。

そう言うと、陸国富は劉翠をソファに横たわらせた。ソファはかなり広々としていた。

二人で寝ると少し狭いが、一人なら十分すぎるほど広い。

陸国富は劉翠にキスし始めた!

劉翠はこんな場所でこんなことをするのは初めてで、心臓が激しく鼓動し、大きく息を荒げていた。

陸国富は徐々に上から下へとキスを移してい...