章 202

陸国富は目を覚ますと彼女を無視したまま、家を出た。

陸国宇と陳小燕は十分に遊んだ後、やっと病院にいる趙夢のことを思い出した。

そこで陳小燕を家に送った後、彼は病院へと向かった。

陸国宇がナースステーションへ歩いていくと、ちょうどトイレへ向かう趙夢を見かけた。

彼は彼女に声をかけることなく、そのままトイレまで後をつけていった。

趙夢の揺れる姿を見ながら、陸国宇の心は少し浮ついてきた。

彼と趙夢はもうずいぶん長いことあの行為をしていなかった。

陳小燕は美しくて素晴らしいが、それでも自分の妻である趙夢にはやはり及ばない。

そのとき、趙夢が女子トイレに入っていくのを見て、陸国宇は思い切って後を追いかけ...