章 18

「張強、お前いつまで出てこないんだ?トイレに落ちたか?」

外から陸国宇の声が聞こえた。

中にいた二人は一瞬固まり、たちまち気分が冷めてしまった。

趙夢は緊張のあまり、心臓が喉から飛び出しそうになった。

彼女は慌てて自分の口を押さえ、何度も張強の服を引っ張った。

もしここでドアを開けたら、二人の関係がバレてしまう。

しかし張強はゆっくりとズボンを上げ、外に向かって言った。「陸兄貴、すみません。もう少し時間かかります。お義姉さんの料理が美味しすぎて、食べ過ぎちゃって」

自分の妻が褒められ、陸国宇は嬉しそうに答えた。「わかった、出てくるの忘れるなよ!俺の嫁はマジですごいからな!」

足音が遠ざかると、...