章 815

誰も予想だにしなかった。神秘極まりない林業天、かつては無限の栄光を誇った二星金丹の強者が、今や秦朗の手の中でまるでゴミのように地面に投げ捨てられるとは。

オーリンは唾を飲み込んだ。恐ろしい!今の秦朗はこれほどまでに恐ろしい。片手で二星金丹の強者を斬り殺すなど、オーリンの目には天方夜譚のようだった。

ジョークは衝撃に呆然とするオーリンを呼び覚ました。宇宙船の砲口が微かに輝き始めている。第二砲が発射準備を整えていた。

秦朗はその微かに光る砲口を見ても気にする様子もなかった。今の秦朗は諸天化境を利用して強引に実力を高めていた。まだ七星金丹の境地ではあるものの、その力はすでに四重元嬰に匹敵するほ...