章 435

朱俊文の手のひらは汗でびっしょりだった。今は高三六組の担任として、何かあれば自分が責任を負うことになる。

このまま騒ぎが大きくなれば、教育局も激怒するだろう。そうなれば彼が学校から追い出されることも十分あり得る。しかも、彼のような無能教師を他の学校が雇うだろうか?

朱俊文は熱い鍋の上の蟻のように焦り、まるで熱い芋を持たされたような気分だった。

頭が真っ白になって校門へ走ると、救急車が何台も入ってきているだけでなく、警備員が全て武装警察に入れ替わり、警備に当たっていた。

出入りする全ての人が厳しい検査を受けている。なんてことだ、一体何が起きているんだ?

校門の外には奇妙な格好をした不良たちが集ま...