章 2124

風華会所は李南方が最初に接触した胡叨叨の事業だった。

元々はその立地に目をつけ、夜神姉さんへの償いにしようと考えていた。

しかし三毛荘園を見た後では、風華会所は二の次になり、会所として運営する必要すらなくなった。

だが、こんな良い場所をずっと空けておくわけにもいかない。

何に使えばいいのか?

ホテルを開くのは意味がなく、飲食業は李南方が絶対に手を出したくない分野だった。

十億ドルを手にして以来、胡叨叨のすべての資産を完全に手に入れられることが確実になり、他の場所はすべて用途が決まった。唯一風華会所だけが、まったく活用法が見つからなかった。

明珠で事業を展開するつもりなら、大きなビルを買って飾り...