章 901

林曦然はソファに腹ばいになり、白い足を持ち上げてテレビを見ていた。背後に人が立っていることにまったく気づいていなかった。

林曦然は知っていた。二階の部屋には下の警備員たちが上がってくることなど決してないと。だが、今日林浩が突然戻ってくるとは思いもしなかった。

林浩は林曦然の背後から彼女の完璧な曲線、その優美な体つき、高く盛り上がった二つの丘を眺め、様々な想像を掻き立てられた。

「ふふ、曦然、ますます体のラインが綺麗になってるね」林浩はそう言いながら、林曦然の隣に座り、手早く彼女の体を腕の中に引き寄せた。

「あっ」林浩に突然抱き寄せられた林曦然は、思わず艶のある声を漏らし、一瞬体が硬直した。全身...