章 884

小瑶は自分の呼吸をできる限り安定させようとしたが、先ほど林浩というイケナイ人にすでに三度も絶頂まで導かれていたため、落ち着くことなどできるはずもなかった。

特に林浩のアレがまだ中で動いていることもあり、小瑶の口からは思わず甘い吐息が漏れ出してしまう。

「ふふ、何でもないわよ。今、すごく気持ちいいんでしょ?うふふ」蒋晴は電話の向こうで茶化すように言った。

「あっ」小瑶は自分と林浩の関係を蒋晴が知っていることは分かっていたが、こんなに直接的に言われるとは。一体どういう意味なのだろう?恥ずかしさに声を上げて、「奥様、わたし...」

「急いでね。こちらはもうすぐ会社を出発するところだから、終わったら林...