章 832

「しかし、林浩と馮夢甜、劉暁雪の関係を見れば見るほど、張涛は確信を深めていた。この林浩はいずれ出世する。経理のポジションは早晩、自分のものになるはずだ!」

「林浩さん、はじめまして。蘇嬋と申します。これからあなたの秘書を務めさせていただきます!」蘇嬋は少し恥ずかしそうに小さなアタッシュケースを事務所に置くと、すぐに林浩のデスクの整理を手伝い始めた。

小柄な秘書が身を屈めた瞬間、林浩は蘇嬋の胸元に見える二つの白い膨らみと、その間にはっきりと見える谷間を目にした。その溝は深く、カードが一枚入りそうなほどだった。

どうやらこの蘇嬋は、胸にブラジャーを着けていないようだ。

「あ、片付けは急がな...