章 581

今日、王長貴は自分の妻を二度も絶頂に導いたが、実は王長貴が知らないことがある。彼の妻を満足させたのは彼自身ではなく、林浩だったのだ。

柳琴はただ単に王長貴を林浩に見立てていただけだった!

王長貴と柳琴が事を終えてから三十分後、程程も林浩に身体を半分預けるようにして、二人で小さな林から出てきた。程程の服装は少し乱れ、顔に浮かぶ汗で髪が濡れ、一筋一筋が顔に張り付いて、何とも言えない色気を漂わせていた。

「どう?満足したでしょ」林浩は程程を抱きかかえながら家に向かって歩きながら、程程の腰に手を這わせた。

程程は口から甘えた声を漏らし、「もう、あなたったら、女性を大事にする気持ちが全然ないんだか...