章 569

「程ちゃんが玄関から姿を消したとたん、林浩はリビングで一気に張瑶を抱き寄せた。

「張瑶、会いたかったよ」林浩はそう言いながら、彼女のキャミソールワンピースを脱がせ始めた。

「やぁ、だめ…まだ日も暮れてないのに。暗くなってからにしましょ?」張瑶は甘えた声で抗議しながらも、すでに全身が林浩の腕の中でくずれていた。

この間、林浩と離れていた日々で、張瑶はもう彼に会いたくて仕方がなかったのだ。

林浩の大きな手が張瑶の太ももの付け根を撫で回し、唇が彼女の赤い唇に近づいていく。夕日の名残りの光の中で、張瑶の唇は魅惑的な輝きを放ち、熟れたリンゴのように艶やかだった。

「大丈夫だよ、張瑶。程ちゃんが僕たちのた...