章 563

蒋晴は林浩にこのように突かれながら、その快感に思わず声を漏らしそうになったが、林浩が電話中であることを考えると大きな声を出すわけにもいかず、小さな手で口を押さえるしかなかった。それでも体は思わず弓なりに反り、林浩に合わせるように動いていた。

特に電話の相手が葉菲だと気づいた瞬間、蒋晴の体は震え始めた。林浩がさらに二度腰を動かすと、絶え間ない衝撃の中で蒋晴の全身が強張り、三秒ほど続いた後、そのまま絶頂に達してしまった。

蒋晴は全身がぐったりとベッドに崩れ落ち、その頃には林浩と葉菲の通話も終わっていた。

林浩は携帯をわきに投げ捨てると、まるで狼のように蒋晴に覆いかぶさり、彼女の小さな唇を自分...