章 560

「もうやめて、林浩お兄ちゃん、私のカラダまだぐったりしてるの。それに、この件、長風にどう説明すればいいの…」小瑶は甘えた声で林浩の大きな手を掴みながら言った。

小瑶はこのことを考えると、心に罪悪感が湧いてきた。彼女が一番誇りにしていたのは自分の身体が完全に清らかで、それが完全に叶長風のものだということだった。それなのに今、林浩にこうして弄ばれてしまったなんて、これはいったいどういうことなのだろう。

「大丈夫だよ、僕たちが黙っていれば、伯父さんは知らないままさ」林浩は手を伸ばして小瑶の腰を軽く摘みながら、にこにこと言った。

林浩も本当は小瑶とまた一戦交えたいと思っていたが、明日はまだ試験が...