章 56

「あっ、あぁ、叔母さん、もっと早く」林浩は嗄れた声で叫んだ。絶頂間近の快感に少し理性を失いかけていた。

「んっ、んぅ」蘇玉竹が聞こえたかどうかも分からない。そんなことを気にしている余裕もなく、林浩は力強く蘇玉竹の頭を押さえつけた。彼女が両手で必死に彼の太ももを掴んでいるのも構わず、体が何度か連続して震えた後にようやく止まり、ゆっくりと蘇玉竹の頭から手を離した。

蘇玉竹はすぐに顔を上げて数回咳き込み、大きく荒い息を吐いた。飲み込む間もなく、むせて涙まで浮かべていた。

林浩は気持ちよくなった後になってようやく蘇玉竹のことを思い出した。さっきは我を忘れていたのだ。慌てて蘇玉竹を支えながら謝った...